yuuki_bayernのブログ

「問い」とは。

AIって何だ? Vol1:AIって?

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どうもこんにちは。

最近ちょっとさぼってました。ごめんなさい。

 

今日のヘビロテを紹介します。(突然)

www.youtube.com

まあまあなシャウト、ラウド系です。最近ハマってます。(笑)

このヘビロテ紹介、今後も継続していきたいなあって思ってます!

 

あと、日経新聞をここ1ヶ月読み続けて思ったのが、三面にのってる「今日のことば」の大事さ

この「今日のことば」を毎日インプットしていけば最強の物知り博士になれるだろうなってことで、これから「今日のことば」をリサーチしてブログに上げていきます!

さぼってたら連絡ください!

 

さてさて、今日は何について書こうかなってことで、今日は「AI」について書きます。

AI大好きなんで書かせてください。(笑)

AIと一口に言ってもAI自体の話やAIの及ぼす影響、業界、AIから派生するワードなど描いて言ったらキリがないですよねと。

したがってこれらをこれからシリーズとして書いていきたいなと思ってます。

 

その名も シリーズ「AIって何だ?」

今日はその第一弾!「AIって?」

 

みなさんAIだと一概に言っても何がAIかわかっていますか?ロボットとAIの違いってわかりますか?

そこらへん曖昧になってる人が多いなって思っていて。

今日はそもそもAIって何?っていう問いから、AIがなぜここまで騒がれるようになったのか、その仕組みをできる限りわかりやすく書きたいなと思います。

 

人工知能って??

 

ーー「人工的につくられた人間のような知能、ないしはそれをつくる技術」(松尾豊 東京大学大学院 工学系研究科准教授)

ーー「「知能を持つメカ」ないしは「心を持つメカ」である」(西田豊明 京都大学大学院 情報学研究科教授)

様々な識者によって様々な定義がなされています。

自分で定義するとすれば、

ーー「自ら考え思考することできるように、人工的につくりあげたもの」(入江祐樹 大阪大学法学部国際公共政策学科 学生)

て感じやなあ。(笑)

 

その中でも僕が気に入った一番好きな定義?が

ーー「知能の定義が明確でないので、人工知能を明確に定義できない」(浅田稔 大阪大学大学院 工学研究科教授)

ってな感じですと。最後の定義、すごく好き。(笑)

そもそも知能って何?知能を掌握している脳の構造を把握しないとAIの研究って進まないよね?っていう話で。

だからAIの普及と相まって脳神経学の研究も最近流行ってるんよね。人間の脳ってまだまだわからないことだらけで、より多くのことが判明されれば、「知能」って何?の問いに答えられるように近づけるかなと。

 

強いAIと弱いAI

この2つ、聞いたことありますか?

 AIの話をしていたら結構出てくるワードで、現在のAIは弱いAIであり、強いAIへの進化過程(進化するかわからない)と言われてる。

 

弱いAIってのは、何かしらの問題とそれに対する答えを出すことができるが、それは一見知的なだけであってその思考過程は人間とは異なり、本質的な理解のもとで答えを出しているわけではないAIのこと。

強いAIってのは、問題とそれに対する答えの思考過程までも人間のそれをトレースしており、人間の知能の原理を解明し、それを工学的に実現してアウトプットしているAIのこと。

 

ううん。よくわかる?(笑)自分は最初聞いてもよくわからなかった。(笑)

よく例に出される思考実験として、中国語の部屋というものがある。

中国語をわかっていないAさんが、中国語で書かれた文章に対してBさんに返事を書くために、中国語や漢字自体を理解せずに、マニュアルに従って返事を書いていく。

すると、返事を受けたBさんは相手が中国語を返答してくれてはいると感じる。(一見知的)

しかし、Aさんは真に中国語の文法、単語、構造を理解して返信しているわけではない。

 

これを 先ほどの弱いAI、強いAIの話に置き換えると、

弱いAIはLINE翻訳やGoogle翻訳みたいに、膨大なデータベース(マニュアル)に基づいて返事しており、一見知的なだけである。

強いAIならば、文法や単語、構造や使い方まで理解している(人間の言語理解と同じ思考をトレースするため)ので、本質的に理解しており、ニュアンスのずれなどが少ない回答が得られるでしょう。

 

ここに関して、現在の翻訳機に文章を入力しても、ほとんどのサービスでは自分の意図通りの文章は出ないはず。ていうのもまだ強い AIが出現しておらず、強いAIになろうとしている弱いAIが翻訳しているからだ。

 

 

じゃあAIってどういうのがあるの?

これに関しては、レベル別に分けられているAIを順に見て行くと、AIって何ができて、どういう性質の類なのかわかるかなと。ざっと紹介します。

 

レベル1:1956年以降の第一次AIブームの火付け役。IT革命が起こるもっともっと前からAIの研究って進んでたっていう。。このころの AIは「推論・探索」と呼ばれるもの。これが発展したものが最近のアルファ碁や将棋など。

 

レベル2:1980年ごろ。「知識」の時代。AIに知識を詰めることができることが、コンピュータの発展とともに発見され、ブームになった。

 

2010年以降から今の流れを牽引するのが以下の2つのレベル。

レベル3:「機械学習」と呼ばれるもの

レベル4:近年のAIの火付け役になった「ディープラーニング」と呼ばれるもの。これ、機会学習とごっちゃになることがあるので要注意!

 

この各レベルのテクノロジーに関しては、今後のシリーズの中で取り扱っていきたいなと思ってまあす!

どんなテクノロジーがあるのか、乞うご期待!

 

こんな本読むと人工知能に詳しくなるよって資料やページを乗せて終わりにしまあす!

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 人工知能の権威、松尾豊さんが書いた人工知能についての本。これ読めば人工知能のイロハからその先まで最強にわかります。

 

www.sejuku.net

松尾豊さんの本を本にして書いたであろうほど、親和性の高い記事。これを読んで上の本を読むと理解がもっと深まるかと。